PET-CTとは?
 

PET(ペット)検査とは?

ペット(PET)検査とはがんの早期発見・病期診断・再発診断などを目的とした検査法で、一度の検査で全身の精査が可能ですがん細胞に多く取り込まれる薬剤を体内に投与し、薬剤が体内の腫瘍に集まる様子を撮影することで悪性腫瘍(がん)などの診断を行います。

CTとは?

コンピューター断層撮影の略です。組織やがんの細かな形態(がんの形・大きさ・場所)の情報を得るのに適しています

PET-CT装置の特徴

当院に導入されたPET-CT装置は、PETと病巣場所を判断するためのCTによる2つの画像を一度の検査で撮影できる最新鋭医療機器です。これにより、PET画像とCT画像を正確に重ね合わせ、病気の有無・位置・大きさなどを一回の全身精査で見つけることが出来ます

               
           CT 画像            PET画像         PET+CT合成画像
                   
                            MIP画像               PET+CT合成冠状断
PET-CT検査の得意・不得意

PET-CT検査は、がんの早期発見に非常に優れた検査ですが、1cm以下のがんや一部のがんは、検出できない場合があります。

●FDG-PET検査が得意ながんの例
 ・肺がん ・乳がん  ・大腸がん   ・悪性黒色腫  ・頭頚部がん  ・転移性脳腫瘍 
 ・膵がん ・食道がん ・悪性リンパ腫 ・転移性肝がん ・原発不明がん ・子宮、卵巣がん   など

●FDG-PET検査が、比較的不得意ながんの例 
 ・脳腫瘍 ・胃の早期がん ・尿路系の腫瘍(腎・膀胱・前立腺がん)・原発性肝がん など

 

          

 

PET-CTの保険適応について

 

  早期胃がんを除くすべての悪性腫瘍に保険が適応となりました。

 ご不明な点があれば、医師・スタッフまでご相談ください。

            

 

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